この頃の赤ちゃんは、まだ視力が未発達で、主に音で周囲の状況を感じていると言われており、
成長するにつれて、だんだんと、触る・聞く・見るといった感覚が養われていきます。
また、周囲の音をどんどん吸収し覚える時期でもあり、返事はうまくできなくても、たくさんの言葉を聞いているそうです。
赤ちゃんは咽頭部が未熟なので複雑な音は出せず、まずは「あー」「うー」などの母音を発する「クーイング」をするようになります。
最初は音を出すことを楽しんでいるだけですが、発達していくにつれ、大人の言葉の真似をするようになるそうです。
この時期には、クーイングを返してあげたり、赤ちゃんをよく観察して、興味をもっているものを指さしたりしながら気持ちの代弁をしてみたり、オノマトペのつかわれている絵本を読むなど、音のシャワーをたくさん浴びさせてあげるといいでしょう。