3~4歳になると、過去、現在、未来の時間軸について理解し始めるようになります。
ただし、子どもにとっての世界はまだ「今」が中心で、あくまで比較でしか過去や未来を把握できないので、遠い過去のことも「昨日」と言ったり、ずっと先のことを「明日」と言ったりします。
その場合は否定をせず、「それは来月って言うんだよ」などとやんわりと訂正しながら、新しい言葉に触れさせてあげましょう。
子どもの知らない言葉でも、子どもとの会話の中にどんどん交えてあげることで語彙が育ちます。
また、久しぶりに行った公園を覚えているなど、体験したことを「思い出」として長く記憶できるようになるのもこの頃。
今日あったことを「思い出し」、それを誰かに「話す」ことが、記憶を定着させる秘訣だそうです。
特に「幸せ」な記憶は脳の発達を促しやすいと言われています。
何気ない一日でも、「今日は何をしたの?」「何が楽しかった?」と話すことは、子どもにとって大事なことです。
ぺチャットの「しつもん」で、子どもから「今日」について話を引き出したり、「明日」という概念を育ててみてはいかがでしょうか。